本当に重要な

本当に重要な事は、他人を愛することでも、常に感謝することでも、
大きな視点を持つことではない。
大きな視点を持つとはつまり自分の心理として何が起こっているのか、
他人を愛するとはつまり自分の心理として何が起こっているのか、
感謝するとはつまり自分の心理として何が起こっているのか、
大きな視点を持ったら、どのような心理的効果が自分に訪れるのか
それをシステムとして知る事である。
ある時、大きな視点を持っても結局また自分の小さな視点に戻ってしまうこともある。
それでは何一つとしてわかったことにはならないし、何度も何度も同じことを繰り返す事だろう。
まあそれでも別に良いんですけどね。
根本的解決は、自己の心理システムをしっかり理解することだ。
Googleで検索してみたら良い。
「感謝とは」
ここで得られる答えは全て、感謝すればどうなるとか、こういう外的要因に対して出てくるものが感謝ですよ、とかばっかりである。
「感謝」とは、それが起こっている時に自分の心理にどういう事が起こっているのか?
それを説明、あるいは話題にしている人は全くいない。
なぜ、誰一人としてそれが起こっている時に、「感謝とは自分に何が起こる事なのか?」を観察しないのであろうか?